てんかん発作などの症状を防ぐ方法とは?

てんかん発作は大脳の神経細胞が過剰に興奮することで起こるといわれており日本では100人に一人の割合で患者がいるといわれています。
てんかん発作の症状は突然意識を失い倒れ痙攣を起こしたり脱力する大発作、意識があるのに体の一部が勝手に動く部分発作、会話の途中で意識を失ったりぼんやりしたり歩き回ってしまう小発作等があります。
歩き回っている時間は長くはありませんがその間の記憶がない場合も多くあります。
他にも足がしびれたり臭覚や聴覚に異常が起こるなどの自覚症状のみの症状が出る人もいます。

てんかんには全般発作と部分発作の二種類があります。
病変があって脳が興奮しているのか病変が認められないが脳の過敏性が高いのかどうかによってもタイプがあり大きく分けて4つに分類されタイプに応じて治療をすすめていきます。
勝手に治ることはほとんど無く、てんかんの症状は突然あらわれるので入浴中等や運転中等の場合大きな事故に繋がる危険を伴う可能性があります。
そのため早めに病院にいきを医師の診断や指示のもとに診断を受け正しい治療を受けることで症状を防ぐことが大切です。

症状を防ぐ方法として最も多い治療法は抗てんかん薬による薬物療法です。
医師の診断や指示のもとに適量を飲み続けて症状を抑えていきます。
状況がよくなり症状が軽くなっていけば薬を減らし、治療を終えることもできます。
症状が収まっているからといって急に薬をやめることはせず医師の指示を守ることが予防にも繋がり再発を防ぐことが出来ます。
他にもホルモン療法などの治療法も有効です。

脳に病変が認められる場合には外科手術で病変を取り除く場合もあり、てんかんの原因がはっきりしている場合には病変を取り除く事で発作を起こらなくすることができます。

薬の効果がない人や合わない人には食事療法もあります。
脂肪を多く摂取し炭水化物を少なくする事でケトン体を増やすケトン食療法です。
日本ではあまり普及しておらず韓国やアメリカでは用いられている療法です。

てんかんの症状が発生しやすい状況はある?

てんかんの症状が発生しやすい状況は人によって異なりますが、疲労が溜まっていたり引越しなどで環境に変化があったりすると起こりやすいと言われています。
つまり、ストレスがかかっている状態だと発作が起きやすくなるのです。
ですから学校を卒業して就職するとか転勤になって引っ越さなければいけない、遠方の学校に進学するといった環境の変化が大きい時には発作が起きるかもしれないので注意が必要です。
また、寝不足などでも起きるリスクが上がるので、てんかんの発作を防ぐには十分な睡眠をとることも大切になります。

それから人によっては、テレビを見ている時になってしまうということもあります。
テレビの光が刺激になって発作を誘発してしまうからです。ゲームをしている時になりやすいという人もいます。
テレビと同じように光による刺激が入るからで、光過敏性てんかんと呼ばれています。
ピカピカする光や縞模様などが刺激となって発作を招いてしまいます。
視覚的な刺激でてんかんの症状が出てしまう場合には、テレビやゲームなどを控える必要があります。

また、ゲームなどは長時間集中して行うものなので、脳にはストレスがかかっています。
緊張状態が続いて、それが解けた時に発作が発生やすくなります。
どうしてもテレビを見たり、ゲームがしたいといった時には画面を小さくしたり部屋を明るくすると刺激が抑えられます。
画面から距離を置いて遠くで見たり、操作するといったことが重要です。

長くてんかんを患っていると、自分がどんなことがきっかけで発作が起きるのか段々分かってきます。
いつ発作が起きたのかやどういう状況だったのかなど詳しく記録しておき、その状況を避けることが予防につながります。