てんかん治療薬であるカルバトールについて

カルバトールは、てんかん発作や精神運動発作、てんかんに伴う精神症状の治療薬です。
双極性障害や、統合失調症の治療にも使われています。
三叉神経痛の痛みを取る目的でも使用されます。
カルバトールの作用は、脳神経や末梢神経細胞のNaチャネルという部分を遮断することにより、脳内の電位の立ち上がりを阻止し、発作を抑えることができます。
さらに、アルツハイマー病や認知症の中で、他の抗精神病薬に反応しない症状にも有効です。
ただし即効性がないので、効果が出るまでには1~数週間が必要です。
このカルバトールは、日本では個人輸入で入手します。
カルバトールはジェネリック医薬品の一つです。
そのため値段も安価です。
一般的にてんかん発作の治療は長期になるので、安価なことは大きな助けになります。
カルバトールの主成分であるカルバマゼピンは、てんかん発作、抗精神病、躁うつ病等の治療に使われる成分です。
1957年に開発され、現在に至るまで医療現場で用いられており、信頼性の高い成分だと言えます。
近年では、アルツハイマーや認知症の治療にも効果があるという報告がある一方で、抗てんかん薬としては自殺念慮の作用が警告されているので注意が必要です。
カルバトールの副作用は、眠気、運動失調、倦怠感や脱力感、瞬間的なかすみ目、めまいや立ちくらみ、頭痛などが主に上げられます。
副作用として「太る」という報告は見られません。
他の薬と併用する場合や、重厚な血液障害がある人など、使用できないケースもあるので、必ず医師の指示を受けるようにしましょう。
使用の際の注意事項としては、決められた用法容量を守ってください。
半減期に際しても医師の指示を受け、使用中止の許可が出るまでは服用し続けてください。
自己判断で使用を中止すると、発作が再発したり、さらに発作が重くなることがあります。
服用中に、発疹や日光過敏症等の皮膚症状が出た場合は、速やかに服用を中止して医師に相談してください。

カルバトールは服用し続けると太る?

カルバトールの主成分はカルバマゼピンです。
副作用として「太る」という報告が見られないため、体重増加が気になる場合も安心して服薬できます。
カルバトールを服薬後も症状の改善が見られない場合は、医師と相談しカルバトールを増薬しますが、服薬量が増える事で「太る」「太りやすくなった」という報告も見られません。
カルバトールが体質に合う・症状が安定する場合は、服薬を継続する事になります。
信頼性が高く安価で、太る報告がないため、長期服薬に適した薬と言えます。
ただしグレープフルーツジュースなどの「柑橘系の飲み物」と一緒に併用すると血中濃度が上昇し、頭痛やめまいなどの副作用が強まります。
必ず水と一緒に服薬してください。
またセイヨウオトギリソウなどを含む健康食品は、カルバトールの作用を弱めるため同時に使用しないでください。

カルバトールに太る副作用はありませんが、抗精神病薬として服薬した場合「気分が安定」する事で食欲が戻り、食欲が亢進する場合があります。
また眠気などの副作用から活動量が減り、運動不足で体重が増える可能性も考えられます。
カルバトールの副作用で太るわけではありませんが、体重増加が気になる場合は食事量・食事内容などを見直し、適度な運動を心がけましょう。
薬の効果により症状が安定している場合は、医師に相談し指示に従って減薬することもできます。

カルバトールの半減期は個人差があり一般的には20~30時間と言われています。
12時間以上効果が持続しますが、毎日欠かさず服薬する事で効果を得られるので、カルバトールを切らさないよう気をつけます。
また自己判断で減薬する、勝手に服薬を中止すると症状を重くなることがあります。
服薬開始時も、増薬・減薬も医師の指示に従い用法用量を守り安全に使用してください。